mercredi, le 16 juin, 2004

グーグル・アドセンスのセンス

 グーグルから広告の掲載が承認されました。
 このグーグル・アドセンスの特徴は、サイトの中からキーワードを拾って、自動的にそのサイトに合った広告を付けてくれるところにあります。
 各々のページにソースを加えておけば、それぞれのページ毎に違った広告が掲載されるのですが、ときどき的外れな広告が出てきたりして、見ているとなかなか面白いのです。

 たとえば、私のサイトの場合は8割ほどのページで、この4つの広告が表示されました。
「フランス留学 短期留学」
「通訳付き イタリア料理留学」
「料理レシピソフトの決定版」
「おうちに帰って、ごはんにしよう」
 イタリア留学のサイトを見てみると、「1年間129万でフィレンツェに留学」なんて興味をそそられる企画もあったりして、面白いサイトに巡り合うこともあります。

 ですが、時々違った広告が出てきます。
 イタリアでホームステイをして、山道を自転車で通った日の日記には、
「片山右京デザインのあの自転車」
 などと、自転車関係の広告がズラリ。自転車フリークという意味で書いた日記ではないのですが。
 またロシュフォールの街を散策した日は、ジャック・ドュミ監督の一語に反応したのか、
「めざせ、映画監督」
「杉本彩、体当たりの写真集」
…これにはビックリ!

 しかしよくよく考えてみると、わたしのサイトのキーワードをもとに、こういう広告が選ばれたということは、今までにも杉本彩目当てで検索をしていた人が、わたしのサイトに辿り着くという、かわいそうな目に遭っていたのかもしれないわけで、そのギャップを埋めるように工夫しなければいけないなと、あらためて考えさせられるのであります。

 そしてナポリでフードショウに出かけた日の広告は、自分が引っ掛かってしまいそうなオイシイ広告が。
「イタリアのオリーブオイル」
「イタリア食材の基本セット」
 自分のお目当ての広告は、表示させようと意図して出るものではなく、これをレシピのサイトに反映させようとしても出来ません。しかしワープロの変換のように学習能力があるらしく、時間が経つとともにピッタリの広告が出てくるようになるようです。

 movable typeでは、テンプレートにソースを入れておけば、勝手に個々のエントリーに合わせた広告が出てくるので便利です。うちでは、ブライスちゃんのページに「米国発、ブライスが登場」「ブライスを、お探しのときはトイザらスへ」などと、きちんとピントの合った広告を表示してくれます。blog化していない旅行記のページでは、100件あまりのページにひとつひとつ広告をつけていったので、とても苦労しました。

 アドセンスを導入していなくても、URLを入力するだけでどんな広告が表示されるかをシュミレーションできるサイトがあります。シュミレートの結果は、実際に承認されてから表示されるものと全く同じものが出てきました。まずはお試しに遊んでみると面白いですヨ!

アドチェッカー
http://adsense.zubari.jp/
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