vendredi, le 9 juillet, 2004

ギリシャ風ナスのムサカ弁当

 ナスのムサカ、前から作ってみたかったんです。地方によって作り方も様々あるようですが、今回はお弁当バージョンで、簡単に作ってみました。

 なすは縦長に5ミリほどの薄切りにスライスし、多めの油で両面に焦げ目がつくまで焼きます。キッチンペーパーにとり、粗熱をとったら、ココット皿の上に放射状に並べます。小さなココットですが、なすは2本も使います。
 この中にハンバーグの種を詰めて、湯煎をしたオーブンで1時間ほどじっくり焼きます。ここまでは日曜日にハンバーグと一緒に仕込んでおいて、冷凍しておきました。使う前の晩に冷蔵庫に移して、朝オーブントースターで温めればOKです。
 トマトソースやケチャップなどを添えると美味しいと思いますが、なすのうま味が染み込んでいるので、そのままでも充分美味しいです。

 本場のレシピでは、なすは半分に切って焼き、皮を残すように丁寧に実をくり貫いて、薄い皮で中身を包みます。見た目は真っ黒な物体になるので、なんだこれは!と、みんなびっくりするだろうと思います。ラザーニャみたいに肉にベシャメルソースやチーズを重ねたりするとさらに豪華! アテネ五輪も迫っていることだし、今度は本物レシピで作ってみたいですが、日本の小さななすでは、何個あっても足りなさそうです。

 付け合せは、ラタトゥイユをアレンジしたキッシュと(これはたくさん作って冷凍したので、後日主役になる日がきます。)、リボンサラダです。
 リボンサラダはにんじんときゅうりを皮むき器でシュルシュルむいています。胡麻ビネグレットでいつもと違った味に仕上げました。ごま油とお酢、塩と粗びき胡椒を混ぜて、ひねり胡麻(©グッチ裕三)をふりかけています。
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