mercredi, le 20 octobre, 2004

いちじくのタルト


 blogのおもしろさを凝縮したような、ソーシャル・ネットワーキングサイトのMIXIにすっかりはまりっぱなしで、ホームページの更新がすっかりおろそかになってしまいました。
 MIXIのお友達には近況を知らせているので内容が重複してしまいますが、ここにもちゃんと書きたいと思います。

 えーと、9月からフランス菓子を習っています。
 内容はベーシックなのですが、本格的なものです。バレンタインにチョコレートとか、6月にはウェディング向けのお菓子とか、季節に合ったお菓子を作りながら、基本の生地やクリームをひととおり学べるという、理想的な構成なんです。

9月 タルトレット・オ・フリュイ(パート・シュクレ)
10月 シャルロット(ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール)
11月 タルト(パート・ブリゼ)
12月 フレジェ(ジェノワーズ)
1月 ガレット・デ・ロワ(パート・フユテ)
2月 チョコレート数種(ショコラ)
3月 ダコワーズ(パータ・ダコワーズ)
4月 焼菓子数種(ガトー・ド・コンセルヴ)
5月 ムース(ビスキュイ・ジョコンド)
6月 クロカンブッシュ(パータ・シュー)

 きちんとした作り方を教わると、やはり違いが出ます!
 イタリアでプリンを習ったとき、泡をていねいに取っていたら、先生にすごく驚かれてしまったのですが、フランス菓子ではきちんと泡をすくって、なめらかな売り物のようなプリンになりました。おおらかなイタリアンも好きですが、伝統に培われたフランスのお菓子は繊細で格別です。

 第1回目の先日はタルト生地やカスタードクリーム、スイスメレンゲの作り方を教わりました。そして余ったタルト生地と卵白を使って作る簡単なクッキーも!
 抱えきれないほどのお土産を抱えて、とても充実しています。
 6月にすべてのレッスンが終わるころには、たくさんのケーキが作れるようになっているのかなぁ? そう考えるとてもワクワクしてきます。

 先生は大学では食品化学を専攻されて、その後パリのコルドンブルーと、ラデュレという有名なパリのお店で製菓を学ばれた方で、材料の性質や温度など、お菓子作りのなぜ??を丁寧に指導して下さいました。駅まで送り迎えまでしていただいて、良い先生に巡り会えて本当に良かったです!!
 教室もできたてのピカピカで、まだ生徒さんも少ないらしく、今はマンツーマンなんです。とてもありがたいのですが、一緒にお菓子づくりを学ぶご学友が出来たらもっと楽しいのに!と思っています。

 写真は家で復習として作ってみたタルトです。
 田舎では材料が揃わないので、まずはバニラビーンズやナパージュなどをお取り寄せするところから始まります。ペティナイフも新調しました!
 こうして新しい材料や道具をひとつひとつ揃えていくのもまた楽しみなのであります。
 そして先生にいただいたファイルにレシピを書き込む時間がまた楽しいのです。
 ものすごくシアワセを感じています!
© 2002-2005 WWW.TAECOISE.COM TOUS DROITS RESERVÉS.