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料理で世界制覇を狙っています。 この本はイギリスで出版された、世界じゅうのスープのレシピを集めた本の日本語版です。 「○○風」っていう、世界各国の地名の付いたスープがたくさん登場するので、眺めているだけでわくわくしちゃいます。 ・イタリア風ビーフボールスープ ・ヴェトナム風エビのスープ ・オランダ風豆のスープ ・スコットランド風ブロス ・セネガル風スープ ・タイ風キュウリとポークのスープ ・ドイツ風ソーセージスープ ・ノルマンディ風スープ ・ハンガリー風赤キャベツのスープ ・フィンランド風ベリースープ ・フランス風オニオンスープ ・プロヴァンス風フィッシュスープ ・フローレンス風スープ ・メキシコ風豆のスープ ・ユダヤ風ボール入りチキンスープ どうですか?名前を読んだだけでも、お国柄から想像して、どんなスープなのだろうとイメージが膨らんできませんか? ここに挙げたのはほんのひと握りで、世界中から集めたレシピがなんと110種類も紹介されているのです! この本を買ったのはかれこれ10年近くも前になりまして、一人暮らし歴も浅く、料理のイロハも分かっていなかったので、エシャロットとかリークとか、聞きなれない材料のオンパレードで、最初は材料調達の段階からしてつまづいてしまっておりました。 でも吉祥寺の八百屋巡りをしたり、輸入モノを扱うスーパーに足繁く通うようになって、すこしずつこの本のスープを作れるようになり、10種類くらい作ってみたところで、「なんだ、スープの作り方って、どれも一緒じゃん!!」とこの本でスープの基礎を体得したのであります。 玉ねぎやセロリなど、ベースとなる野菜をいためて、そこにメインの材料を加えて、スープストックを注いで、裏ごしして、牛乳orクリームを加える。 裏ごしはブラウンのバーミックスもどきを使って手抜きしているので、まろやかな舌触りとはいきませんが、最近はお手本のレシピを無視して、かなりお手軽に作ってます。 この本は、ず〜っとおばあちゃんになるまで持っていたい、わたしのバイブル的な一冊になるでしょう。 |