dimanche, le 17 avril, 2005
A Place To Cook
私がヘビーサイクルでパトロールしているブログのひとつに、England在住の
keikoさんのサイトがありまして、この本はそこで見つけたものです。keikoさんご本人は謙遜なさるのですが、料理とお菓子の腕はプロ並で、なおかつご自身で撮られる写真が大変美しく、いつも感嘆のため息をもらしながら(&ヨダレをたらしながら)見ております。
彼女のサイトによれば、この「A Place To Cook」という本はとても有名な本らしく、世界中の料理学校を網羅したガイドブックなのであります。日本のアマゾンでも取り扱っていたので、早速注文いたしました。
実物を手にするまではミシュランのようなガイド本を想像していたのですが、届いた本は世界中の美しい景色と食べ物が満載の、トラベル写真集です。全部で25の料理学校が紹介され、それぞれの国の観光写真、学校風景、レシピで構成されています。
紹介されているスクールは、本格的なものではなく、旅行のついでにツアーで体験できるようなものや、ホテルに滞在しながら料理を学べる滞在型の学校など、ヴァカンスの要素が大きいようです。
行ってみたいと思った学校はたくさんあります!
まず3段のディッシュスタンドにタルトが並ぶ、イングリッシュ・アフタヌーンティー・スタイルのお菓子学校。憧れですね。
南仏プロバンスのラベンダー畑に面したシャトーで、南フランスや地中海のレシピを教わるのもステキ! 南仏オリジナルのピザ、ピッサラディエールのレシピが紹介されています。
スペインにはオリーブやタパスの試食、フラメンコのコスプレ、バルセロナのアート見学も付いたお得なコースもあるようです。
アジア方面ではバンコクにある、「フローティング・マーケット」の写真に釘付けになりました。ボートにあふれんばかりの色とりどりの野菜を乗せて、わら帽子を被ったボートこぎが川を渡っています。
ギリシャの料理学校は、学校のベランダから、白い壁の家々と、ブルーの海が見渡せる絶好のロケーション! こんなところで美しい景色と美味しい料理の両方を同時に堪能できたら・・・と頭の中でトリップしてしまいます。
日本の料理学校も出ているのだろうと思っていたら、無いんですね。でも考えてみれば、日本に外国人旅行者向けの料理学校って、存在するのかしら?
私の目を充分楽しませてくれたことに間違いはありませんが、いつの日か、この本に出ている学校の一つにでも行くことが出来たらいいな!と思います。
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