dimanche, le 22 mai, 2005

ココナッツが入ってたっていいじゃないか。


 …と、尊敬する岡本タロー節のような言い回しになってしまいましたが(笑)、
使ってしまわなければいけないココナッツが残っていたので、大量にココナッツを消費できるお菓子を作りました。

 真っ白なロシアの「スノーボールクッキー」は、くるみやアーモンドが入るのが一般的でしょうか? そこをココナッツでいってみました。白で中身のココナッツのイメージを表現できるかな、なんて。
 それで、このクッキー、とおぉ〜〜〜っても、おいしかったです! 家族や近所の人にも好評でした。信じられないくらいカンタンだし、一度で大量に作れるし、仰々しく箱に入れてみたりしてもきれいに収まるし、プレゼントするのにいいですね。
 粉砂糖の糖衣が結構甘ったるくて、そこがまた、小松の銘菓「雪花糖」にも似た、クセになる美味しさで、本来のレシピのくるみを紛糾せずにまるごと入れれば、雪花糖だと言ってだませそうです(なわけないか)。

 2枚目の写真は前のエントリに書いた天然酵母のお菓子の本より、ラルナッチュの「アマンド・キャラメリゼ」です。ブリオッシュ生地にアーモンドのヌガーを乗せて焼いたお菓子ですが、これをココナッツで作ってみました。なので今日の名前は「ココ・キャラメリゼ」。キャラメルが溶け出した端っこのところがたまらなく美味しいんです! もっといろんなナッツをミックスして作ってもきっと美味しそうです。



 もうひとつ、同じ本に出ていたお菓子で、「フレンチパフ」という名前の発酵菓子を作ってみました。パン生地ですが、かなりバターが多めに入っていて、ふわふわのケーキのようです。勝手に半量をココア生地にし、フィリングも本の通りの材料を揃えられなかったので、冷蔵庫のものを物色してみることに。
 ココア生地には、兄のお愉しみにとってあったロイズのオレンジピール入りの生チョコを少々失敬・・。もう一つのプレーン生地用には、ドライフルーツでもあると良かったのですが、目ぼしいものが何にもないので、これまた兄のおやつから「北海道・切れてるチーズ」を選んで突っ込んでみる。

 しかし焼き上がったらこのフィリングたちが、クリームの層を突き抜けて、ぼこんぼこん爆発してきました。でもこの爆発がおいしそうでいい感じー! 右側の写真はマフィンカップが不足した分で、保険用にフィリング抜きで作ってみたものですが、爆発が無いと、なんだか物足りない感じ。「芸術は爆発ダー!」とこれまた思わずタロー節が飛び出すお菓子となりました。わはは!   
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