jeudi, le 30 juin, 2005

抹茶ブリュレとすもものクランブル

creme bruree au the vert
 抹茶のお菓子は、甘さと苦さのバランスによって、当たり外れがあるように思うのですが、以前地元のイタリアンレストランで食べた抹茶のクレーム・ブリュレの美味しさが忘れられず、密かにヤミ練を続けていました。
 そのレストランで食べたものは、ココット皿の底に抹茶の粉が仕込んであり、スプーンですくうと、お口の中でお粉がふわぁっと広がって、かなり衝撃的な美味しさでした。ティラミスの上に降り掛かっているココアパウダーに近いかもしれません。
 しかしこれがいざやってみると難しい! 粉が多すぎるとかたまりになってしまうし、逆に少ないと生地を注いだときに粉が浮いてきてしまうし・・、実はまだうまく出来ていないんです。レストランでコツを聞いたら教えてくれるでしょうか?

 レシピはキハチのサイトを見て作りました。映像の中でキハチさんが、バーナー用のお砂糖をたっぷりとふりかけてい(るように見え)たので、私もそのようにやってみると焦げすぎて大失敗!
 keikoさんのサイトに「お砂糖はうすーく振りかけて焦がす、これを何度か繰り返す」とあったのを見て、やっとコツを思い出しました。ふぅ〜っ。やれやれ。

 上には春巻の皮を焼いてぶっ刺してあります。このワザは日曜日に行った「ジラフのお菓子講座」で教わりました。器の規則的な形の中に、このような偶然の形が現れると、なんだかアートっぽく見えてきます。

 で、以下はその「ジラフのお菓子講座」のレポートです。私の前に7人の方がキャンセル待ちしていたのですが、ラッキーなことに定員ギリギリで滑り込むことができました。
clumble de prune
オレンジのカクテル・ココナッツのアングレーズ
アメリカンチェリーとすもものクランブル・フランボワーズソース添え

 この2品とパレデテの紅茶をいただきました。さすがのジラフ様だけあって、こだわりの内容です。クランブルに添えるアイスクリームは、あらかじめお店で作ったものを用意して下さっていて、シェフ自らがテーブルをまわって、ひとりひとりのお皿によそって下さいました。
 紅茶を入れるのも各テーブル毎に沸騰用、茶葉用、テーブル用の3種のポットを使い(洗い物が増えそうですが)、お店と同じような入れ方を教えて下さったのだと思います。出来上がったお菓子に、大量に余った生地や材料なども持ち帰り、お土産タップリの充実の内容でした。

 しかし家に持ち帰ったお菓子を家族に食べさせると、大ブーイングの嵐!
 どうやらジラフ様の複雑な味はウチの家族には理解できなかったようです。う〜む!
 でも初めて作ったココナッツのアングレーズやアパレイユミルリトンなど、ポイント的にためになることはいくつもあったので、良かったです。
 ただ大勢で作る調理実習スタイルの講座はどうも苦手です。先生のせっかくのこだわりも、大勢では目が行き届かないですし。しかもこの日は常連の方に仕切られっぱなしという情けなさでした。いつものお菓子教室の方が大好き!

 ところでワタクシとしたことが、デモンストレーションの品が出来上がり、さぁ写真を撮ろうとした瞬間、電池切れでデジカメがウンともスンとも言わなくなり、今回は写真が無いのでした。(一応ケイタイでは撮ってありますが。)
 上の写真は持ち帰った生地で作ってみた、すもものクランブルです。
 とても古くさい雰囲気の写真になってしまいました。
 クランブルはお皿に盛ったときにぐじゃ〜っとなるのがあまり好きじゃないので、冷凍してあったパイ生地の上に乗せて、家では小さく焼いてみました。
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