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2003/5/27(TUE)

うれし悲しのボーダフォン
 フランスに来た目的のひとつに、土地の料理を知りたいというのがありました。今までは食べたものの写真を撮っていたのですが、昨日エクサンプロバンスでクロッキー帳と色鉛筆を買ってきて、レシピノートも作り始めました。ステイ先でも毎日レシピを教わっていますが、今日はフランスの料理番組を教えてもらって、午前11時半という、マダムの時間にテレビを見ています。日本でいう料理の鉄人みたいなすごいシェフが、毎週ゲストのシェフを招いて、料理を紹介するのだそうです。レシピもインターネットで見られるようになっていて、フランス語を聞き取れなくても、後でゆっくり調べることだってできます。

 午後からはイエールに住んでいらっしゃる日本人マダムのお宅に連れていってもらいました。イエールの日本人のみんなのママみたいな、素敵な方です。じつは昨日、偶然にもこちらのお宅にステイしている女の子とバスに乗り合わせて、マダムのお話は伺っていましたので、突然お宅におじゃますることになってとても嬉しい気分です。電動歯ブラシほどの小さなミキサーで、冷製のカンタン抹茶を入れていただいて、フランス生活のいろんなお話をして下さいました。またステイしている明るい女の子は、私と同じワーホリでフランスに来ていて、もうすぐ半年。夏の間はパリでアルバイトをするそうです。せっかくのチャンスだし働いてみたらと言われて、これからの滞在のことをちゃんと考えようと思い始めました。

 そして昨日は私の誕生日だったので、両親や友人が、日本から電話をくれました。私が使っているのはそう、CMで若い女の子が「パパ、私いまパリよ」とうたっているボーダフォンです。CMでは本当に海外で使えるのか半信半疑でしたが、それこそ私の父がCMを見て、「あーゆーのを買わなくてもいいのか?」と勧めて、出発する前に一緒に買いに行ったのです。
 これがなかなか使えるヤツで、電話機は加入料込みで4800円、月々の基本料金はたったの520円。電話番号は日本のものそのままで、普通に日本で使っていたのと同じように話ができます。しかも日本からかける料金は普通のJフォンにかけるのと同じ料金で、特に国際電話代は必要ありません。ただ、受ける私の方が着信代を1分110円取られるのが難点で、あまり長話はできないのですが、やはり日本から電話をもらうと嬉しいですね。ホテルを予約する時や写真を出すときに書く連絡先にも使えるし、私の場合はこれから滞在先を転々とするので、なかなか活躍しています。

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