photo
PHOTO NO. |1| |2| |3| |4| |5|

2003/6/11(WED)

メルカートでキュートなお買い物
 毎週水曜日の朝は週に一度のマーケットの日。中心に移ってマーケットにも徒歩5分で行けるようになったので、学校に行く前に立ち寄ってきました。
 シエナのマーケットはかなり大規模です。サッカー競技場のまわりに、歩いても歩いてもお店が続いています。半分くらいは洋服のお店で、他には靴屋さんにカバン屋さん、道具のお店、ファブリックのお店、水着屋さんに花屋さん、それにピンどめばっかりのお店とか、ありとあらゆるお店が軒を連ねています。
 わたしがゲットしたのは、街歩き用のかわいいバッグとサンダル(写真5)。バッグにはビーズが刺繍してあって、こんなのは日本で買うと軽く1万円はしてしまいますが、マーケットだとたった15ユーロ(約2000円)。わたしがそのまま学校に持っていって、みんなに見せびらかしたのは、言うまでもありません。イタリアの品物は、デザインがカラフルで斬新なうえに、値段も手頃なので、ついつい衝動買いに走ってしまいますが、日本に発送するのを覚悟の上で、来週もまた買い物に走るつもりです。

 ルームメイトのモニカとパオラは、とても良く出来た女の子たちです。料理も掃除もよくやるし、とくに洗濯がマメ! 到着した日にわたしが洗濯機を使いたいと言うと、「洗濯物を見せて。コレとコレは色物だから、今度私たちのと一緒に洗うわね。他のは洗っとくから置いといて。あ〜そのカーディガンは手洗いしてね」と言われ、昨晩部屋に帰ると、ベッドの上にそーっと洗ってアイロンがけしたシャツが置いてあったのです。
 それにフランスとイタリアに来て、ヨーロッパ式の生活で見習うことがたくさんありました。まずどのお家でも、ベッドメイクを一糸乱れずピシッと行うこと。わたしが自分でやると、どうしてもシワになったりナナメになったりしてしまうのですが、こちらの人がやるとホテルと同じように美しいのです。またお水や電気を大切に使うこと。通路の電気はつけっぱなしにしないで済むように所々にスイッチが付いていて、通るときだけ電気を付けるし、部屋の中も同じく、日本のような天井灯は無く、所々に間接照明が付いていて、自分のいる部分だけ灯りを付けています。そうすることを心がけているのではなく、当たり前になっているところがすごいなぁと思いました。それに今は夜9時頃までは明るいので、日中に電気を付けることもありません。
 しかし逆に、ヨーロッパの生活を体験したからこそ再確認できる、日本の良さを感じることもあります。短期間ずつ好きな場所に滞在しながらの旅は、ホテルを転々とする旅に比べ、現地の人の暮らしを身近に感じることが出来て、良い選択をしたと思っています。

← Back to index