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2003/6/13(FRI)
写真はきょうの授業で作った「1:チョコレートのエリザ」「2:トスカーナ風トリッパ(牛の胃袋)」「3:マレンマ風いのししの煮込みとポレンタ」と、街のショップの「4:調理用の制服のお店・NICOLAI」「5:わたしのお気に入りの小物が揃うANTONELLO SERIO」です。
新しいマンマのお料理は?
 学校から帰ると、ルームメイトのパオラとモニカ、そして彼女たちの友達が揃ってお手製の冷たいリゾットを食べていました。彼女たちはとても面倒見が良く、「タエコも一緒に食べる?」と言ってしばしば私も一緒にご飯を食べます。窮屈なホームステイをやめて学生アパートに引越したのに、今は気楽なホームステイをさせてもらっているような感じです。
 パオラは簡単で美味しい料理のレシピを教えてくれたり、ケーキを作って食べさせてくれたり、料理がとても得意。モニカも料理が大好きで、私が学校で習ったレシピを一緒に見ています。二人ともいつも家にいて、料理をしたり、そうじをしたり、アイロンがけをしたり。そんな二人の家だから、彼女たちの友達も「マンマ・パオラのご飯を食べに来たのさ」てな具合に、毎日誰かが集まっては、楽しく食事をしています。
 彼女たちの仲間はみな20代前半で、そろそろ就職を考える時期のよう。日本とイタリアではどちらが給料が高いのか、日本の学生はどんな部屋に住んでいるのか、などと質問をされました。イタリアの平均給与は1,000ユーロ(約138,000円)だそうで、私は日本だと倍くらいになると思う、と答えました。「えー、2,000ユーロなんていったら、イタリアだと医者とかエンジニアじゃないともらえないよー。タエコは何をしてたの? ホームページのデザイナーだったらイタリアだとたくさん給料をもらえるよ。イタリアで働いたら?」
 そして話題はそれぞれの名前の由来の話に。「タエコの漢字はどう書くの?」と聞かれて漢字を書くと「うわーぉ、ベッラ(きれい)!」ととても喜んでくれます。そして「モニカってどう書くの?」と聞かれたのですが、なかなか「モ」の字が浮かびません。「モ」の字といったら、「藻」とか「喪」とか「模」とか、ちょっと伸ばして「毛」とか、名前には合わないような漢字ばかり。しょうがないのでちょっとごまかして「真二香」と書いてみました。
 「うわーぉ、ベッラ(きれい)! これ、タトゥーにしたいから、もっと大きく書いてネ」
 うぅっ、タトゥーにしちゃうなんて、責任重大です。みなさん、「真二香」で良かったでしょうか?

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