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2003/6/18(WED)
オー・マイ・ゴーッシ!
 今いるクラスの生徒は、日本人が8人に、チャーミングな中国人が1人、それと陽気なアルゼンチンのおじさんが1人。でも時々、1日だけとか、1週間単位で受講している生徒も来ます。
 先週は、アメリカ人とスイス人のベタベタカップルと一緒に、3日ほど授業を受けました。彼らは何をするにも二人一緒。あまり私たちに馴染むこともなく、途中で帰ってしまいました。また先週1日だけ来ていたフィリピンの女の子は、ダンナ様がシエナの観光をしている間、料理を習いに来ていました。私はどういう成り行きか、彼女のお世話役となって皆ひとりひとりと料理をしている写真を撮ってあげていたのですが、「タエコ、ありがとう」と言いながら、私との写真は撮らずに帰っていきました。
 きょうはアメリカから、親子3人の家族チームが来ました。賢そうな小学生の女の子(写真)と、上品で優しそうなパパとママです。ママは娘にパスタやお菓子の生地の作り方を教えてあげていて、パパはまるで運動会のお父さんのように、キャノンの一眼レフで娘の活躍ぶりをカメラに収めていました。
 そして私たちにとって最強の外国人が、今週1週間だけ習いに来ている、ミシェルとジンジャー(写真2)。彼女たちはアメリカの中学校の理科数学の先生だそうで、常に強烈なハイテンションで私たちに襲いかかります。パスタマシーンを回しながら「オーマイゴーッシュ」、タエコの年に「オーマイゴーッシュ」。なんでもかんでも「オーマイゴーッシュ!!!」。彼女たちの笑い声は、コメディ番組の「にせ笑い声」そのもの。わたしは明るい二人がいっぺんで大好きになりました。
 陽気な二人の迫力におされながらも、チームワークで乗りきる日本人組、そして自己主張のできる中国人と、マイペースなアルゼンチーノ。私たちは絶妙なバランスを保っています。その中できょうの3人家族といえば、唯一ほのぼのムードを醸し出していたのですが、私は聞きのがしませんでした。上品なママが小声で「オーマイゴーッシュ」とつぶやいていたのを。やはり彼女も陽気なアメリカ人だったのですね。

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