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2003/6/27(FRI)
想い出のシエナ最後の夜
 きょうは最後の授業の日。試食のあとに、「トスカーナ伝統料理」修了のディプロマが配られました(写真3〜4)。
 そして、夜は私のアパートにて、総勢17人が集まって日伊料理のパーティをしました。ルームメイトのパオラはシチリアの出身なので、友達と一緒に南イタリアの料理を、わたしたち日本人チームは、巻きずしなどの日本料理を用意しました。
 パオラは料理が大好きで、毎日のようにケーキを焼いています。わたしがすしめしに手間取っているかたわらで、彼女はテキパキとお得意のミルフィーユと、ローストビーフを仕上げていました。そしてイタリアの男の子たちのよく働くこと! 女の子たちがおしゃべりをしている間に、肉料理や、ナポリ料理のピリ辛カルボナーラをみんなで作ってサービスしてくれました。

 〜ピリ辛カルボナーラ〜
1:イタリアにある、辛いソースをまぶしたソーセージを使います(ばら肉やベーコンでもOK)。まずはこれを1センチ角のダイスにカットします。
2:溶き卵、生クリーム、フードプロセッサーで粉々にしたパルミジャーノをかき混ぜて、カルボナーラソースを用意しておきます。
3:フライパンにオリーブオイルとにんにく、唐辛子を熱し、1のお肉を炒めます。
4:そこに2のソースを加え、ゆでたスパゲッティと和えて出来上がり。

 シエナの人はおとなしいですが、彼らはイタリア各地から来た学生たちで、優しくて気さくな人ばかり。折り紙をしたり、漢字で名前を書いたり、記念写真を撮ったり、あっという間に夜が過ぎていきました。別れ際には、「タエコはいつ戻ってくるの? またココに帰ってきなよ」と。短い滞在でしたが、仲間のように親しみを感じてくれて、とても嬉しく思いました。そしてきょう撮った記念写真は、キッチンに貼ってある「ヴァレロッツィ通り49番地のスーパーガール」(写真5)の写真コーナーに、殿堂入りを果たすことになりました。
 1カ月のシエナの滞在では、料理を習ったことよりも、学校の友達や、先生の友達と過ごしたこと、そしてアパートに集まってくるパオラの仲間たちとの楽しい時間が、何よりの想い出になりました。楽しかったシエナ! シエナの友達が大好きです!

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