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ナポリ・スタイル?
電車の中でのエマヌエラとの会話。「電車がなかなか来ないのは、ナポリ・スタイル。この窓が壊れているのも、ナポリ・スタイルです。でも、ナポリには有名なものがたくさんあります。ピッツァも、モッツアレラも、スパゲッティも、全部ナポリから生まれたものです!」
ナポリ発のインターナショナル。小さな街の中に、世界中の人に愛されている食べ物がこんなにあるなんて、ナポリのパワーはすごいっ!
昨日、一昨日に続いて、きょうもカミーラさんに街の案内をしてもらいました。友達のアパートにおじゃまして、お昼ご飯を食べたり、大学に行って学生たちと話をしたり。ここは語学の大学なので、日本語を話す学生が大勢います。
〜マンマのお弁当「スパゲッティのフライ」〜
1:スパゲッティをゆで、溶き卵とパルミジャーノを合わせたソースをつけます。
2:18センチほどの小さなフライパンにオイルをたっぷり注ぎ、1のスパゲッティを焼きます。片面10分ずつ、じっくりと。
3:ホイルで包んで、お弁当に持っていきましょう。これはイタリア版のモダン焼きかな?
ナポリのお土産屋さんには、どのお店にも「ナポリカード」というカラフルなポストカードが置いてあります。50種類ぐらいでしょうか、それぞれにシンプルな言葉が印刷されているのですが、これが見たこともない単語ばかり。ナポリ独特の「ナポリ弁」のメッセージです。エマヌエラが実家に送るならこれが面白いわと、「Mannatece 'i denari!」=イタリア語で「Mandateci i soldi!(カネオクレ!)」のカードを選んでくれました。裏面にはちゃんとイタリア語訳と英訳がついています。
ところで、毎日カミーラさんにひとりでは行けない場所に案内してもらって、有り難く思っているのですが、その反面とても戸惑っています。わたしは何の予定も知らないままに、午後になると急いで行きましょうとエマヌエラに連れられて、駅に行くとカミーラさんが待っていて、エマヌエラが学校に行っているあいだはカミーラさんと一緒に過ごし、エマヌエラが戻ってくるとカミーラさんは勉強をしに帰ってしまいます。本当はきょうは大学の友達を誘って、カプリ島に行こうと話していたようのですが、学生たちは皆テストがあって、結局誰も集まらずにカプリ島はおじゃん。エマヌエラとも、木曜日は一緒にポンペイに行こうと話していたのに、きょうになって学校があるから行けないと言います。わたしはこのままだと何処にも行けないで終わってしまうのではないかと思って焦る気持ちと、勉強があるのに付き添ってもらうって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これもナポリ・スタイル? 明日は、ひとりで出かけてみようと思います。
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