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2003/7/26(SAT)
香水の街・グラースへ
 カンヌ・ラ・ボッカという、カンヌの隣町の市場に行きました。食べ物や洋服、雑貨などを叩き売りしている、活気のあるところです。わたしはそこで、テレビショッピングならぬ、市場ショッピングのデモンストレーションにハマってしまい、野菜を電話のコードのようなコイル状にカットする、アイデア商品を買ってしまいました(写真2・3)。

 そしてそこからバスで40分ほどのところにある、香水の街・グラースに行ってきました。大きな香水工場がいくつかあって、観光客は中を見学することが出来るのですが、それよりも何よりも、街の雑貨屋さんがとてもかわいい! 香水を使ったキャンドルやアロマテラピーなどのグッズが色々と並んでいますが、パッケージやディスプレイがとても洗練されています。中でも洒落ているのが、グラースでいちばん大きな香水工場の「フラゴナール」のお店。日本でいうなら、青山や自由ケ丘あたりにありそうな、シックなリネン類や化粧品などが揃っています。

 そしてその「フラゴナール号」に乗って、市内を見学しました。フランスの街にはいたるところに「プチ・トラン」という観光用の路上電車が走っています。そのグラースバージョンが、香水会社フラゴナールの車となっているワケです(写真5)。このプチ・トランは、たった5ユーロ(700円足らず)で、市内の観光名所を1周して、フランス語、英語、イタリア語の3カ国語のガイドテープも付きます。きょうはちょうど半周したところにある教会でいったん休憩して、教会の観光までさせてくれました。まぁそこでさらに新しいお客さんを乗せて、運転手さんは一服してという、うまい仕組みにはなっているのですが。きれいな景色が見られて、観光気分をたっぷり味わえて、とても楽しかったです。

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