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2003/7/31(THU)
優しさが身にしみる、バーゼルに来ました
 ジュネーヴから北へ移動して、バーゼルに来ました。スイス、ドイツ、フランスの3カ国が隣りあった街です。少し北上しただけなのに、なんという寒さ! みなジャケットなどを羽織って、真夏とは思えない服装をしています。建物の雰囲気もガラリと変わって、屋根や窓の形が「北っぽく」なってきました。そして言葉も違います。街の表示は全てドイツ語。読み方もあいさつの仕方も、全然分かりません!
 バーゼルでもユースホステルを使います。チェックインの時に、滞在日数分のバスと市電に乗り放題のチケットをもらいました。こんなに優しいところ、初めて! そして立ち寄った観光案内所では、バーゼルの記念だと言って、ミネラルウォーターとお菓子の詰め合わせをプレゼントしてくれました。やはりこんなに優しいところは初めてです。

 明日は建国記念日で、国民の祝日にあたるということで、きょうの街はお祭り騒ぎ。ライン川の河岸に街中の人が集まって、何やらざわめいています。夜の10時が過ぎて、ようやく暗くなりかけたころ、建国記念日の花火大会が始まりました(写真5)。あぁ、ウエルカムな街! バーゼルのこと、大好きになりそうです。

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