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2003/8/7(THU)
星空の下のオペラですが…
 ハイデルベルグは、日本で言うところの京都や奈良といった、古都です。メルヘンチックな石畳の旧市街、そして街からケーブルカーで登った丘の上に、城壁で囲まれたハイデルベルグ城がそびえ立っています。夏休みには、このお城の中でコンサートやオペラが催されます。そしてきょうはその最終日。「Die Bettleroper」というオペラを見てきました。夏の間はたいていどの街でも毎晩のように催し物が行われているのですが、なかなか席が取れなくて、今までチャンスが無かったのです。

 城壁で囲まれた会場は、200人ほどが入れる小さな広場。オーケストラや歌手が目の前で見られます。生のオペラを見るのは初めての体験だったので、どんなものかも良く分からなかったのですが、まるでディズニーのキャラクターのように着飾ってメイクをした俳優が次々と現れて、オーケストラの生演奏とともに、スペクタクルが始まりました。
 会場じゅうから笑いが絶えない、とても愉快な戯曲だったのですが、ドイツ語が分からないので、内容がさっぱり理解できない! オペラって唄が中心なのかと思っていましたが、セリフがたくさんあって、ダンスの無いミュージカルのようなのですね。

 ライトアップされた夜お城はムード満点でしたが、内容が分からなくてはせっかくのムードも台無し。あぁ、オペラは今日が最初で最後の体験になってしまいそうです。

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