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2003/8/21(THU)
写真1:ニューハウン

写真2:どこか寂しげな人魚姫の像。並んで記念撮影する人の長い列が続いていました。

写真3〜5:チボリ公園
コペンハーゲンの「ザ・観光地」
 「ニューハウン」という、市の中心にある港街に行きました。運河沿いにカラフルなレストランが続く、コペンハーゲンで最もにぎやかなところです。上の写真のような、ピンクやオレンジや黄色のかわいらしい家が連なっています。
 ニューハウンは、作家アンデルセンが住んでいた場所でもあります。生涯独身を貫いたアンデルセンは、世界各地を放浪しながらも、結局はこの地に舞い戻ってきて、アパートを転々としていたのだそうです。いい機会なので、「みにくいアヒルの子」の童話を読みました。子供のころに読んで以来です。

 お話を読んで、ついついアヒルの子を自分を重ねてしまいました。わたしは今も両親にひとり旅を反対されています。つい昨日も「いつまで遊んでいるつもりなんだ」と怒鳴られたばかり。わたしは遊んでいるつもりなんて、これっぽっちもなかったので、こんな言われ方をして応えてしまいました。
 白鳥になりたいなどとは言いませんが、自分の考えや行動、存在を認めてもらえないことは、誰にとっても辛いことだと思いませんか? あひるの子が言っていたように、「もっと他の世界もあるはず」だと思うのですが。

 それからコペンハーゲンの駅前にバーンと建っている「チボリ公園」へ行きました。ディズニーランドのモデルになったと言われる、160年も昔から続いている遊園地で、日の長い夏の間だけ営業しています。ちょうど暗くなりかけていたころで、ライトアップされた公園は、ノスタルジックな雰囲気が漂って、絵本の中にいるようでした。パントマイムやミュージカルなどの催し物もあり、小さなクラシックコンサートを見ました。ただ8月というのに、ものすごい寒さだったので、きょうは寒さに耐えられずに途中で帰ってきました。

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