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2003/6/17(TUE)
代理先生の創作イタリアン
 わたしたちの先生のセレナは、朝のクラスと夜のクラスを掛け持ちしていて、銀行にも行く暇もないほどの忙しさ。多忙のセレナに代わって、きょうはルイーザという女の先生がやってきました。ルイーザのレシピはA4の用紙にずっしりと書かれていて、何やらとても手が込んでいそうな料理です。
 前菜はトレビスと玉葱のキッシュ(写真2)。キッシュは日本にいたときも家で作っていましたから、きょうは余裕で取り組んでいたのですが、やはり味の決め手がありました。この前菜はあつあつのキッシュにゴルゴンゾーラを乗せるのがポイント。それに小さなタルト型を使うところもかわいらしくていいでしょう?
 セコンドは「ポテトのクロストーネ・うずら乗せ」(写真4)。じゃがいものコロッケのようなものに、ローストしたうずらのお肉が乗っかっています。ルイーザの盛りつけは大胆で好きなのですが、おしりの穴にセージの葉を突っ込むあたりは、大らかといいましょうか、とにかくお茶目なのであります。つけ合わせの野菜も、炒めるだけではなく、さらに卵でとじて茶わん蒸しのように盛りつけていて、このままレストランでも出せそうな一品です。
 そして私たちのお気に入りは写真の「洋梨のチョコレート」。見た目がかわいらしいだけでなく、味の方も最高! ひんやりした洋梨に、甘いカスタードクリームを合わせて、ほろ苦いビターチョコレートをかけています。桃やりんごでも美味しくできるだろうと思うのですが、やはり洋梨だからこその、この美しさです。これがレストランなら幾らするだろうと、皆で話しながら試食しました。

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