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2003/6/25(WED)
デジカメのその後
 動かなくなってしまったわたしのデジカメについて。メールで日本のカメラ会社に問い合わせたところ、すぐにお返事を頂いて、その対処法を試してみましたが、やはり作動しません。ミラノにある支店に持っていくこともできるそうですが、海外モデルではないので、修理できるかどうかは問い合わせてみないと分からないとか。わざわざミラノに行って直るのを待っていても埒があかないし、2年もじゅうぶんに使ったので、新しいものを買うことに決めました。
 その新しいカメラの購入については、料理学校の友人の助けを借りることにしました。それはそれは大掛かりなプロジェクトです。友人はシエナの滞在が終わったら、アメリカから来る旦那様、そして日本からやってくる彼女のお友達と一緒に、フィレンツェで1週間のヴァカンスを楽しんで、それからソレントの料理学校に移動します。その間、わたしはシエナからインターネットで日本のサイトにアクセスしてカメラを注文し、それを日本にいる彼女の友人のお宅に配送してもらい、彼女が飛行機でカメラを持ってきてフィレンツェで落ち合った友人に渡し、さらにナポリに滞在中のわたしが、ソレントに移動した友人を訪ねて受け取るという計画です。お友達の出発までにはもう間が無いので、すぐに注文して24時間以内に配送してもらい、それをギリギリセーフで持ってきてもらうという、海を越えて、時間を越えてのヒヤヒヤものの計画です。
 わたしはといえば、早速インターネットで人気第1位のカメラを注文し、明け方の3時に起きて日本の朝一番に電話をかけて、「急ぐからすぐに配送して」と強引にお願いし、さらに配送状況の確認の電話をよこさせて、何とかお友達の出発に間に合いました。頼りになる友人と、旅行前の忙しいときにお願いを引き受けてくれた彼女のお友達に感謝です。

 ちなみに私が見たイタリアやフランスの街では、カメラ屋さんや量販店の店頭で、ソニーやキャノン、フジなど、日本製の商品がずらーっと並んでいます。それに日本のカメラは大人気で、写真を撮っているとみんなカメラを見たがります。小型で、ムービーも撮れて、音楽も聴けるなんて、日本のテクノロジーは素晴らしい! と大絶賛。携帯電話も同様で、みな日本の製品を見たがりますが、状況は日本とさほど変わらないようす。こちらでも若い人は携帯メールや写メール、着信音にしても皆それぞれに最新の曲をダウンロードして活用しています。

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