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2003/8/24(SUN)
運河と中世の街、ブルージュ
 早起きして昨日と同じ市場に行くと、昨日の10倍くらいのお店がずらーっと並んでいました。アントワープの日曜市は、「小鳥の市」と呼ばれ、100年以上も昔から続いている、歴史ある市なのだそうです。食べ物から、日用品、洋服、骨董品などなど、何でも揃う楽しい市です。

 そしてベルギーの北西にある港町、ブルージュに来ました。ブルージュは観光地です。日曜日にもかかわらず、多くのお店が頑張って営業しており、ヨーロッパじゅうから訪れる観光客で賑わっています。
 ブルージュは、「天井のない美術館」と形容されているそうですが、その通り、駅を降り立った瞬間から、美しい石畳の静かな町並みが続いています。街の城壁を取り囲むように運河が流れていて、あちこちに中世のお城が残されています。街の中心にはチョコレート屋さんや、名産のレース編みのお店などが並び、ちょっと街を外れると、運河沿いの芝生に大きな風車が並ぶ、のどかな風景も見られます。かわいいベネツィア、って感じでしょうか。ヨーロッパと聞いて思い浮かべる、優雅な風景がここにありました。わたしの中では、この旅で訪れた9カ国の街の中で、一番美しいと思っています。ヨーロッパの町並みはこうでなくっちゃ!

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