vendredi, le 29 avril, 2005
関西くいだおれ日記4…京都編
きょうは大阪に住むデザイナーの友人と待ち合わせて、京大のある北白川エリアを散策の予定。朝、京都に来て神社仏閣巡りをしないのもナンなので、大きくはないが、ホテルのすぐ近くにある安倍晴明神社を参拝。病気平癒の御利益があるという、清明井の水を飲む。水の出口は吉方位に向けてある。京都の水は方位を計算に入れているということで、興味があったので嬉しい。境内の無料公衆電話を利用して実家に電話。魔除け絵馬を購入。菓子匠の鶴屋吉信本店でお土産購入。
友人と落ちあい、叡山電車で北白川へ。セレクト書店の恵文社を訪ねる。アート本の品揃えが豊富で、いくらいても飽きず、いくらお金があっても足りないだろう。併設の雑貨ショップにはセンスの良い欧風の文房具がディスプレイされ、こちらも非常に面白かった。



ランチは友人の案内で、京都大学の構内にあるフランス料理店でご馳走になった。(うぅっ・・!ありがとう^o^)レストランは時計台の中にあり、大正ロマンが漂う趣のある建物である。
●オントレ:にんじんのポタージュ
●メイン:イサキのグリル・菜の花と焦がしバターのソース
●デザート:パッションフルーツのムースと赤いベリーのソルベ
食後、京大に隣接している関西日仏の建物をバックに記念撮影。
きょうの目的は、イラストレーター・ナカムラユキさんの雑貨ショップtrico+を訪ねることだったのだが、あいにく今日は臨時休業とのこと。近くまで来たのにとても残念である。
近くにある美味しいお菓子やさんやカフェもチェック済みで、和光やシェ・シーマで修業したシェフの店だという「エキュバランス」でフランス人もうなるマカロンを買おうという野望もあったのだが、次の機会にとっておこう。



進々堂でお茶。ここでは人間国宝の黒田辰秋の机をじっくり鑑賞してくるようにとの母からの指令を受けていた。昭和6年の作ということは、70年余りに渡り、京大生がこの机で時を過ごしてきたことになる。京都には1000年以上の時を経た建造物があふれているのだから、70余年なんてまだまだ新しいのだが。しかし旅先でこうして作品に直に触れることができるというのは、素晴らしい体験である。
「鍵善」という菓子舗の家具も手がけているのか。次回はそこを訪ねてみよう。
ワタシも安倍晴明神社へ行きましたヨ!
かなり期待を膨らませて行ったので、あまりの小ささに
「アレ・・・、まさか・・・ココ?」
と拍子抜けしましたけれど、お守り等やお札を求めて
それなりに満足致しました。
目の前が直ぐに道路だし、有り難みがない感じがしたけれど、
地域密着度は高いのでしょうか。
そういう感覚って京都っぽいのかな?
御近所に高名なお寺や神社があるのですものネ。
観光名所が近くにない処で育ったワタシには、とても不思議な
感覚なのです。