dimanche, le 25 avril, 2004

Gillian Hills


 いつもこればっかり聴いて唄ってます。特にエディ・コンスタンティーヌとのデュエット「Specialisation」あたりは、ジャズミュージカルのような雰囲気のある曲で大好きです。マリリン・モンローの映画『恋をしましょう』で使われたヒット曲のフランス語版ですが、弱冠14歳のの若さにしてモンローに引けを取らないお色気までも醸し出しています。他にもアンリ・サルヴァドールとのデュエット「Cha Cha Stop」なんてものすごぉぉぉぉくキュート。この曲の「サクレ・フランセ!」ってところはディミトリのサンプリングにもなってるし。映画『パリジェンヌ』の主題歌「C'est Bien Mieux Comme Ça」や、マジソンを踊れる「Maintenant Il Téléhone」もいいです!
 彼女はフランスで60年代の前半にたった7枚のEPしか発表しなかったので、この2枚組のCDは、彼女の残したほとんどの音源が聴けるという、嬉しい内容となっています。初期の頃は、カクテル・ラウンジ・ラテンという言葉がピッタリのムード音楽で、舌ったらずな歌声がとてもチャーミングです。徐々にイエイエ風の曲が多くなるにしたがって、他のアイドルたちに押されてか、ヒットチャートからも遠ざかっていったようです。
 ジリアン・ヒルズはアントニオーニの映画「欲望」に、ジェーン・バーキンと一緒にミニスカ娘としてチョイ役で登場していますが、あらためてAmazonフランスのレビューを読んで、歌手としてデビューする前に、ヴァディム監督の「死刑台のエレベーター」にも出ていたことも知りました。imdbで調べてみると、セシルの女友達とあります。それに結構たくさんの映画に出演しているのですね。
 エジプトはカイロの出身のイギリス人で、現在はニューヨークとロンドンを行き来しながら、画家として絵本の装丁を手がけているそうです。

Gillian Hills Discographie

 ※プリンタのアイコンをクリックすると、ディスコグラフィー画面が開きます。
レコードは2枚しか持っていないので、それ以外のジャケットの写真はCDの画像を使用しています。
[Barcley 72 383]
Près De La Cascade
Cha Cha Stop
(duo avec Henri Salvador et Jean Yanne)
Allo Brigitte (Babylone21-29)
Schotch Cha Cha

1960.6.14
●演奏はラミレス・チャチャ・バンド。

[Barcley 70 353]
Spécialisation(M.モンロー「Specialization」のカヴァー)
Aimons-nous(M.モンロー「Let's Make Love」のカヴァー)
(以上映画「Le Milliardaire」の主題歌、duos avec Eddie Constantine)
Le Rêve est Plus Loin
Ravissante

1960.10.24
●演奏はポール・モーリア楽団。
[Barcley 70 532]
Cou-couche Panier
Ma Première Cigarette
Si Tu Veux Que Je Te Dise
Le Paradis Pour Toi
1960.10.24
●1枚目。演奏はポール・モーリア楽団。

[Barcley 72 372]
Jean-Lou
Ne crois surtout pas(以上作曲はアズナヴール)
Tu peux
Un petit baiser(「The Kiss」のカヴァー)
1961.2.2
●2枚目。演奏はポール・モーリア楽団。リンク先のCDに収められているのは、1枚目、2枚目のEPと、Eddie Constantineとのデュエット2曲。彼女が一番輝いていた、ポール・モーリア楽団とのコラボレート曲を集めたもの。
[Barcley 70387]
Zou bisou bisou(ソフィア・ローレン「Les dessous de la millionnaire」のカヴァー)
Je viens quand tu veux(「Call Me Any Time」のカヴァー)
Allons dans le bois(ボビー・ライデル「Good Time Baby」のカヴァー)
La tête à l'envers(ボビー・ライデルとチャビー・チェッカー「Jingle Bell Rock」のカヴァー)
1961.5.23
●3枚目
[Barcley 70433]
C'est Bien Mieux Comme Ça
Samedi Soir
Farewell Mam'zelle
Retiens La Nuit
1962.1.25
●映画『Les Parisienne』のサントラ。作曲はアズナヴール、ショセット・ノワールとの共演。オムニバス4話目の"Sophie"にジョニー・アリディやカトリーヌ・ドヌーヴと一緒に出演もしている。
[Barcley 70 428]
En Dansant Le Twist(シュレルズ「Mama Said」のカヴァー)
Les Jolis Cœurs(「Kiss'n Run」のカヴァー)
Je Reviens Vers Le Bonheur(ヘレン・シャピロ「Walking Back To Happiness」のカヴァー)
Mon Cœur Est Prêt(ヘレン・シャピロ「 Don't Treat Me Like A Child」のカヴァー)
1962.1.25
●4枚目。
[Barcley 70552]
Tu Mens
Maintenant Il Téléhone
Avec Toi
Ne T'En Fais Pas
1963.6.7
●5枚目。全て彼女自身によるオリジナル曲。クリスチャン・シュヴァリエの演奏によるもヒットせず。しかしのちにApril MarchとMarie-Franceがカヴァーした。
[Barcley 70595]
Qui A Su
Je Partirai
Oublie
C'est Le Garçon
1963.11.13
●6枚目。全て彼女自身によるオリジナル。ミッキー・ベイカーの演奏、ヒットせず。ブラジルに映画ロケへ。
[DiscAZ EP 972]
Rien N'est Changé
Tut, Tut, Tut, Tut(ロリポップス「Busy Signal」のカヴァー)
Oublie, Oublie-La
Rentre sans moi(ゾンビーズ「Leave Me Be」のカヴァー)
1965
●7枚目。フランスでは最後のレコード、英国AZにもう一枚残している。その後「Mademoiselle Age Tendre」でしばしば表紙を飾ったり、モデルとして登場。テレビ映画や映画「欲望」「時計仕掛けのオレンジ」などに出演。
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こんにちは、タエコさん。
できましたね!
すごく盛り沢山の内容に、タエコさんの引き出しの多さを感じ尊敬してしまいます。

ジリアン・ヒルズ、可愛いですよねぇ〜
"Blow Up"ではそうでしたか、ミニスカ娘でしたか!
ジェフ・ベックがギターをぶっ壊すシーンばっかり観ていた(蛙)んで、わからなかった!
エディ・コンスタンティーヌとのデュエットも良さげな感じですね。聴いてみたいな。

現在は絵本の装丁家というところに、どことなくミミ・ペランとの共通性(ミミは翻訳家)を感じるのは私だけでしょうか?
私だけですか。そうですか(笑)

でも、これだけのことを調べあげるというタエコさんの愛情に溢れた「仕事」に脱帽です。惚れ惚れしますよ!

Letter from : ucd清兵 '04/06/12 12:31

タカハシさん、ありがとうございます!
ucdって何ぞや!? 文字化けか? と思ったら
une chanson douce というわけですね。
リンク先のフランスアマゾンで、さわりの部分は聴けるので、お試しになってください。
「欲望」ではメイクがキツいので、同じ女性とは思えませんね。言われなくては絶対気付きませんね。
ミミ・ペランはDouble Sixではリーダー的存在の方だと記憶しておりましたが、翻訳家とは、見事な転身っぷりですね。

Allo Brigitteの復刻版、ありがとうございました!
みなさーん、このレアな品物は、サルヴァドールコレクターの高橋さんからいただいたものなんです。
高橋さんの愛情あふれるサイト、ご覧になってみてくださいね!

Letter from : taecoise '04/06/12 17:31
[000231]




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