samedi, le 14 décembre, 2002

C'EST HORRIBLE A VOIR? 見るに耐えない?

 会社の先輩に借りた「ホラー漫画」を読んでいます。日本の漫画界でいちばんコワイ作家の、中でもコワイ本ベスト3だからね、と言われました。
 すぐにピンと来た方もいらっしゃるでしょうか? 山岸涼子先生の「私の人形は良い人形」「汐の声」「鬼」、この3冊です。とりあえずベッドの中に入って、第3位から順に読んでいきましたが、どうしてだか私にはあまりコワくなかったです。ホラー映画なんかは大キライで全く見たことが無かったのに。漫画の場合は映画と違って、効果音などを自分で演出しなくてはいけないから、想像力が乏しかったのかもしれません。

 わたしのご近所に霊媒師さんの事務所があって、不思議な話をいろいろとして下さるのだけど、霊感のある人は、オーラで人の善悪を感じることが出来るみたいなのです。それってどんな感じなの?と聞くと、悪い気を出している人は、PHOTOSHOPで「スミアミ」をかけてさらに「ぼかし」をつけたようなダークな感じなんですって。そんな人と道ですれ違った時は、悪い気が移らないように肩を払うのだそうな。中にはヘビの霊を背負ってたり、何人もの霊を肩の上に乗せてたりする人もいて、そんな人は肩凝りに悩まされるらしい。
 わたしの場合は、幸いなことにそんな悪霊は憑いてないんだけど、頭の上の方に年配の男の人の霊がいて、温かく見守ってくれてるんだそうです。たぶん死んだおじいちゃんなのかしら? おじいちゃんはとても信心深くて、よくお寺に寄付をしたり、風水や姓名判断なんかもをやっていたらしいから。そしてわたしのオーラは他の人とはちょっと違うらしい。普通は人の形に沿ってベールのように色が付いているそうなんだけど、私のはでっかいオレンジ色の球形で、その中にカラフルな水玉がポツポツと浮かんでいるんだって。でっかいから霊媒師さんも中に入るのに苦労するみたい。不思議だよね〜!

 母が入院したときに「子供たちも大きくなったし、もういつ行ってもいい」って弱気になったときがあったそうで、その時の母の夢はこのようなもの。長い防波堤をおじいちゃんの後を着いて歩いていたら、おじいちゃんがここから先は来るなって言って引き止めたんだって。おじいちゃんはやっぱりいい霊なんだー! おかげで母は今は元気で暮らしております。
 またうちの兄は父方のおばあちゃんと入れ違いで生まれたのだけど、母は亡くなったおばあちゃんが実家の階段をコツコツと上ってきて、生まれた兄の姿を見に来る音を聞いたと言っています。おばあちゃんは足が悪かったので、独特の歩き方の音で分かったんだって。

 そんなこんなで幽霊や怨念といった「不思議ワールド」は有り得ることだと思っていたので、山岸先生の漫画はそれを分かりやすく絵にして下さって、妙に納得したワケなのです。もしかして、山岸先生は、「見えてしまう」タイプの方なのでしょうか?
■アイコンをクリックすると、プリント用のウインドウを開きます。[開く]
 記事以外のデータ(リンク欄・コメント欄など)は表示されません。
■このエントリーのトラックバックURL:
http://www.taecoise.com/mt/mt-tb.cgi/231
[000352]




保存しますか?




© 2002-2005 TAECOISE TOUS DROITS RESERVÉS.
This site is powered by Movable Type 3.2-ja-2