mercredi, le 12 mai, 2004

京都・ふのやき

 裏千家のご紋・銀杏の焼き印が押されたおせんべい。お茶席用に作られたお菓子だそうです。千家の始祖・千利休もこれと似た小麦粉で出来たおせんべいを茶会で使っていたのだとか。
 材料はお麩でできていて、味噌と砂糖の味付けです。かじった瞬間、麩の味と食感が、そしてじわりと甘辛いおせんべいの味がします、和菓子は全体的に甘い(しかもしつこい)ものが多い中、これは非常に好感の持てるお味です。
 製造元は京都の菓匠「末富」。3年前に京都旅行に出かけた際、そんなスゴイお店とは知らずに立ち寄ったことがあります。ラッピングが出来上がるまでの間、末富伝統の季節の和菓子レシピの本を、食い入るように読んでいたのを憶えています。

裏千家ショップ 式亭
http://www.sabie-group.com/index/siki_syoku.html
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