mardi, le 20 juillet, 2004
チュニジア風マルムーマのお弁当&ナスのムサカリベンジ
きょうのテーマは地中海です。まわりの赤いのが「マルムーマ」、そして黄色いのが「クスクス」、真ん中の黒いのが「ナスのムサカ(再び)」です。マルムーマはサントロペの本に、サントロペ伝統の料理レシピとして出ていて知ったものですが、元はチュニジアの料理です。
赤のパプリカと緑のピーマンを、弱火でしんなりするまでにんにく&オリーブオイルと一緒に炒めて、ホールトマトを加えて1時間ほど煮込んだものです。本式では冷たくして食べて、余ったらオムレツの中に入れたり、パスタと合わせたりして食べるそうです。
パプリカはじっくり炒めると甘味が出てとても美味しいですよね。栄養価も赤>オレンジ>黄>緑の順に、太陽の光を浴びて育ったものほど高いそうなので、トマトと合わせて抗酸化食品がバッチリ摂れますね!
マルムーマはパスタに合わせても良かったのですが、せっかくなのでチュニジアつながりで、クスクスに合わせてみました。
クスクスは恵比寿時代はピーコックで300円ほどで買えたのに、ここ田舎のスーパーでは扱っていません。売り場の人に聞いても「スクスク?」と言われたりして、もうガッカリ! それで週末富山市内の明治屋さんに行ってようやくゲットできました。
写真のフェレロ社のクスクスは値段は恵比寿の倍で600円もしましたが、フランス料理家の脇雅世先生がお奨めされていたので納得です。
フェレロ社のHPにはクスクスのレシピがたくさん掲載されています。その中に、「無料で我が社のクスクス・レシピカタログをお送りします!」というようなことを書いてあったので、申し込んでみました。果たして日本まで送ってくれるでしょうか?
そしてナスのムサカ・リベンジです。
リベンジしたいと思っていたら、ちょうど畑でとれたばかりというナスをたっくさん頂きました。縦半分に切ってフライパンで炒めて、実の部分は先週の「貧乏人のキャビア」に、そして残った皮をムサカに使いました。
中は合いびき肉、みじん切りの玉ねぎとピーマンとしめじ、すりおろしたにんじん、そして卵、ナツメグ、塩こしょうを混ぜて、ウスターソースとケチャップで下味をつけています。
ハンバーグとおんなじや〜んって突っ込まれそうですが、これをナスの皮で包むと、独特の甘いような香ばしいような風味が加わって、ちょびっとだけ「貧乏人のキャビア」と同じ味がします。
ゥ己レスです。なんと!
フランスのフェレロミからレシピブックが届きました!
ちっちゃいけど、南国風の色使いのスタイリングが参考になります。