lundi, le 18 avril, 2005
サクラティーとケーキ屋さん
週末の土曜日はティーレッスンというものに参加してきました。富山には立派な紅茶専門店がありまして、そのお店独自の美味しい紅茶の入れ方を教えて下さるのだそうです。あの憧れの「銀の3段式のスタンド」に盛られたサンドイッチやスコーンを前に優雅に紅茶をいただく・・・そんな自分の姿を想像しつつ、淡い期待を胸にお店に赴きました。
しかしお店ではいい意味で期待を裏切られました。5杯もの紅茶をテイスティングし、紅茶ですでにお腹はイッパイ、というスパルタな内容! お手製の美味しいスコーンは食べきれず。基本となるストレート、ミルク、アイスティーの入れ方を習いながら、茶葉や茶園のことやスコーンの正しい頂き方など、惜しげもなくたくさんの内容を教えて下さいました。お店で取り扱っている茶葉は、ダージリンだけで19種類もあり、茶葉に合わせて1杯ごとに違った形のティーカップで飲ませていただいたのもまた感激でした。
このお店は紅茶専門店でありながら、レストランも兼ねていて、食事もできます。料理の方もホタルイカなど旬の食材をふんだんに使っていながらお値段はリーズナブルで、食べていきたかったのですが、紅茶の飲みすぎで苦しくて断念しました・・。
お手洗いにあったお客さまノートには、丁寧に返事が書き添えられて、紅茶に対する深い思いが感じられる、感じの良いお店でした。
きょうは富山市内を走るバスの1日券を使って来ていたのですが、バス通りに面していたケーキ屋さんを私は見逃しませんでした。なんとまぁ、そこだけフランスから飛び出してきたような、とってもかわいらしい外観のお店!
帰りのバスで途中下車して訪ねてみたら、中にディスプレイされているケーキも、かわいらしいものばかり! あ、でも店名の「Tutti Frutti」はイタリア語なのですね。店内の雰囲気はキルフェボンのような感じで、雑貨も扱っています。でもキルフェボンのケーキはタルトばかりですが、ここのケーキはひとつひとつの形、盛りつけ、色、どれをとってもかわいい! 富山ではありえないです。
わたしはもう、とても興奮してしまいましたが、お腹のほうがイッパイで食べれないし、生のケーキは持ち帰れないので、メレンゲで出来たプチフールと、キャラメルのコンフィチュールを買いました。でもきっとまた買いに行きます!
そしてまたバスに乗り、次に降りたのは桜が満開の松川べり。この季節はボートで川を遊覧できる、ひとつの観光地です。風で桜吹雪が舞う中、私が考えたのは、さきほど飲んだ紅茶。この散ってしまうサクラを、サクラティーに出来ないか??? といやしくも考えてしまい、草むらの上にふわっと舞い降りたサクラの花びらを、一枚一枚拾いました。花より団子です。
中医学の先生によると、サクラの花びらは漢方薬で、鬱病に効果があるそうなんです。うまくサクラティーが出来ると良いなぁ!
すっかり富山自慢のようになってすみませんねぇ。オホホ! でもこの季節は山や海の自然が本当にきれいで、いいところだと思います。寒さが厳しい冬にはそんなことちっとも思いませんが。
P.S. ずっと更新していなかった記事もリニュアルと同時に一気に追加しましたので、他のページも読んでいただけたら嬉しく思います。
素敵な1日を過ごされたのですねー。うらやましい。
私、イギリスに5年も住んでいるのに、実はアフタンーンティを
やったことがないんです(爆)素晴らしいレッスンですね、ほんとう、
食べるにしても飲むにしても、その食材に対する知識があるだけで
何倍も楽しめますよね。
ケーキ屋さんも、ほんとうに可愛らしいこと!
タエコさんの日常お散歩ルートに加わりそうですね。
わー、桜の花びらがウツに効くとは知りませんでした。
私も試してみたい気分です(笑)
サクラティーの写真も、また載せてくださいね。
私も富山にいつか行ってみたいです。