dimanche, le 24 avril, 2005
ミルクレープ&苺チーズアイス

大きなとよのか苺をいただいたので、苺のお菓子をつくりました。
立派な果物をいただくと、そのまま食べるのは勿体ないような気がして、何かお菓子にしなくちゃ!と思ってしまいます。
半分をミルクレープの中に散りばめて、もう半分をピューレにしてアイスに使いました。
クレープ。せっかく注文して買ったのに、ずっと使っていなかったマトファーのクレープパンを戸棚から出して使ってみました。ヘリの形が通常のフライパンとは違うので、形はつくりやすいけど、生地をひっくり返すときに空中ワザを使えないのが残念なところではあります。
クレープを焼くのはむずかしい! 一枚一枚にむらがあって、どれも違った模様が出来てしまいます。市販のクレープの、あの美しいちりめん模様は一体どうしたら出来るのでしょうか? あれはわざと模様を付けているようにしか見えませんっ! バターを塗りたてだとどうだろうか? フライパンをいったん冷ますとどうか? などと一枚焼くごとに試行錯誤しましたが、結局うまくは焼けませんでした。
そしてクリームはカスタードと生クリームを半々に入れて用意したのですが、このミルクレープには全然っ足りませんでした。薄ーく塗る程度にしか出来なかったです。
そのせいか出来たミルクレープを食べてみたら、固いっ! 出来の悪いくっついちゃったお団子みたい。一枚一枚は美味しいのに、重なったらマズイなんて、哀しすぎるっ!
配合は本に出ていた、クレープリー・ブルターニュのレシピを参考にしたのですが、いくら本場のレシピを使ったって、焼くのがうまくいかなくては意味がないですねェ。
このあいだ買った、キャラメルのコンフィチュールを合わせてみたら、結構美味しくて、なんとか食べれましたが。クレープをつくるのは楽しいですが、簡単なようでなかなかむずかしいです。
苺のアイスクリームは、ちょっと前のElle a tableの表紙になっていた、「いちごとクリームチーズのパルフェ」をつくってみました。材料をただ混ぜていくだけの簡単レシピです。
甘酸っぱくてとても美味しい!色もかわいらしいし。混ぜ込んだクリームチーズの味は、食べてみても全然気がつきませんが、コクが増していると思います。作者の加藤千恵先生のお菓子は洗練されていて、作り方の解説も丁寧で、私は好きです。

ミルクレープ、お店で買ってきたのを1枚1枚剥しながら食べて研究。
まずクリームは、絞り袋に入れて、たっぷりの量をうずまき状にしぼり出す。
外側の2センチくらいは、クリームを乗せないで生地を下に垂らす。
クレープの枚数は10枚!
裏面は焼かずにそのまま。
先ずはリニューアルおめでとうございます!
リニューアルの度に、段々と素敵になっていく現象に驚いています。
あまりにもカワイコちゃんなので、近寄るマデに時間を要してしまいました。
なんて、ウフフ!
何時ものようにお料理写真も非常に美味しそうに撮れていて、
その辺りも伝授して戴きたいところ・・・。
大粒のとよのか苺を「そのまま食べるのが勿体無いからお菓子に!」
という発想がパティシエール・タエコワーズの風格を表わして
いるような気がします。(可愛いヤミ練は内緒にしておきます。ウフフ!)
ワタシだったら、逆に「コンデンスミルクもかけずに、このまま
食べないと勿体無い!」という平凡な発想になってしまうもの。
それにしても、コチラのクレープとアイスは相性がとても良さそう。
冷たいモノは温かいモノで舌を落ち着かせながら食するのが美味しいですよネ。
ミルクレープは作った事がないのですけれど、重ねないものとは
焼き方が違うのかしらん?
確かに、想像すると固くなるような気がしますネ・・・。
ワタシもクレープを焼く時は、フライパンを温めた後、一旦
濡れ布巾の上で冷ましてから生地を投入しています。
けれど、あのちりめん模様は何枚かに一枚、偶発的に描かれる
だけです。コツを掴んだら、是非、伝授してくださいナ!