vendredi, le 13 mai, 2005
チ晶のえてがみが届いた!


きょうはお友達の紹介をしたいと思います。
最近雑誌の特集や、ヌマおじさんや木下綾乃さんの本などで、手紙について取り上げられているのが目に付きますが、私の友達にも、素晴らしい絵手紙を送ってくれる人がいます。
絵手紙の内容は、国内や海外を問わず旅した場所のレポートや、ちょっと変わったモノづくりの体験、昔から彼女が集めているこだわりの雑貨たちなどなど、バラエティ豊かで、イラストと一緒に彼女の視点で見たコメントが付いているのが面白い!
私が初めてパリに旅行したときにお世話になったのが、当時パリに住んでいた彼女のアパルトマンだったのですが、彼女は昔からいろんなところへ旅をしていたらしい。シリア・レバノン・ヨルダン編の絵手紙なんて、ちょっと奇特な渡航先ではありませんか!
ここまでの文章で、彼女がバイタリティに溢れているであろうことは想像に難く無いと思いますが、「鎌倉日帰り旅行編」では、大阪から日帰りで鎌倉を観光に出かけること自体、それだけでもスゴイのに、新横浜で列車を待つ30分の待ち時間に、ラーメン博物館まで走ってラーメンを食べてきたという、その30分に彼女のバイタリティが集約されているように思います。
先日私が関西を訪ねたときのようすも、カラフルで愉快な絵手紙にして送ってくれました。(フフ、冒頭の写真のように、額に飾らせていただきました!) 一緒に食べたレストランの食事、その日訪ねた場所や服装、細かいところまでそっくり再現されていて、素晴らしい記念になりました。



また楽しいのは、こまごまとしたイラスト入りの手紙はもちろんのこと、文房具フェチの彼女らしく、手紙が入っている袋やシール、はんこ、切手、落款、すべてに彼女のこだわりが感じられるところです。
今回の新作絵手紙は、今の季節に合わせて全て初夏の花の切手が貼ってありました。年賀状のときは梅の花の切手でした。いつもうっとりするような、きれいな切手を選んで送ってくれます。彼女は篆刻もするので、オリジナルの落款も毎回違うものが押してあるんです。
彼女の絵手紙を、ぜひ本として出版して欲しいと思うのですが、ただ絵手紙を載せるだけでなく、これらの手作りの素晴らしさもそのままパックにして伝えていただくことは出来ないかと思うのであります。
こんな風に絵が描けて、それで人を幸せな気分にさせることが出来るって、すごいですよね! これを小学生の頃から書き続けてきたというのですから!
・・ってここまで読んでいただいて、「だって私にはその絵手紙、送ってもらえないもの」と思われた方、この絵手紙は彼女のホームページで見られます。(まだ製作段階だそうですが。)ぜひ多くの人に見ていただきたく、彼女の了承を得て、ここにご紹介させていただきます。
「オリジナルの落款も毎回違うものが押してあるんです。」
・・・と書きましたが、
チ晶さんより、落款はお手製のものとそうでないものがあり、私と再会した「北白川&サヴィニャック展」の絵手紙で使用した落款は購入されたものだそうです。ここに訂正いたします。
フォルミダーブル!!
絵手紙は絵手紙でも、本当にびっちりと記録がされていて本当に充実した絵手紙ですね。
こういうの豆にできる方、尊敬します。
絵も文字も、文章もすべて雰囲気があって、もらうとワクワクできる手紙って素敵です。