jeudi, le 14 novembre, 2002

Z'AVEZ PAS VU MIRZA? ニノ・フェレールのミルザ

 フランス語⇔日本語のエシャンジュの初日。わたしはジャック・デュトロンのホームページをプリントアウトして持っていきました。彼は日本に来て半年の好青年です。わたしの趣味を逆にたとえるならば、「若いのに平尾昌晃とか中尾ミエが大好きな外国人」みたいなものでしょう。私だったら平尾昌晃が好きだとと言われても、返す言葉が無くて困ってしまいます。なのに彼は幼稚なフランス語を一生懸命ソフィスティケイトされたものに直してくれました。そして彼も大好きだという、ニノ・フェレールのヒットソングをたくさん聞きながら、あっという間に2時間の授業が過ぎていったのです。

 ニノ・フェレールといえば、「ミルザ」の歌詞がどうしても気になって、フランス人の先生のところにレコードを持っていって尋ねたことがありました。しかし、先生の目つきがどうもおかしい。私の質問はそっちのけで、レコードの盤質をチェックしたり、ジャケットにタブがついてるかを確認したりと、突然プロの鑑定士のような眼差しに豹変! なんと先生は、パリで「60年代」というラジオ番組を持っていたDJだったのです。先生の自宅には60年代の7インチだけで10000枚もあるのだとか。しかもすべてファーストプレス。
 それからは、授業のあいまにいろいろなアーティストの話や、フランスのレコードマーケットの話など、私がワクワクするような話をいろいろ教えて下さるようになりました。先生は、私と話してると、50歳の人と話してるみたいだといいます。まったくその通りです・・・
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