jeudi, le 19 décembre, 2002

SI J'ATAIS ETUDIANTE! 学生に戻りたいッ!

 三田方面で忘年会があったので、コレはちょうどいいやと思って、先に慶応大学の萬来喫茶に足を運んで来ました。

 慶応大学の三田キャンパスは、フランス語検定のために二度ほど足を運んだだけ。しかも今日サロンが行われているのは、イサム・ノグチが設計したという特別なお部屋です。期待通りのモダンな室内で、集まっている学生たちの会話にも自然と英語が飛び交っていて、国際色豊かな文化サロン的な雰囲気を作り出していました。

 そして困ってしまったのが「交換システム」という制度。代金のかわりに、自分の出来る何かを提供するのです。お皿洗いでもいいし、何か持ってきてもいいし・・・とはいえ、親しい学生でもなければ持ち物もないので困っていると、先のお客さんは「代官山おすすめスポット」をチケットに書き込んでいるではないですか。ならば私はおすすめイベントとして、自分の出演するクラブイベントを書いておきました。わたしは独自の通貨を決めて農作物などを物々交換する「地域交換システム」の村で生活するのは、一般社会から隔離されてるみたいでちょっと否定的なのだけど、こういう場限りで取り入れるのならば、受け入れやすい。

 わたしはこの異空間のなかで「東京にいる感じ」を実感していました。やはり東京の学生ってうらやましい!お金なんて関係なく自由に表現できて、情報が身近に手に入れられて。それに田舎とは違って、企業や自治体も含めたタテのネットワークも活発で、学生の若さで面白い企画をホイホイやってのけるノウハウも持っている。その後も留学生が作ったトムヤンクンが振る舞われたり、演劇のご挨拶があったり、他にもCD-ROMや写真などの作品があちこちに置いてあったりと、とにかく活気に溢れた空間でした。


★写真は常磐響さんのショップ「a.o.a」のウインドウ。ガラッと雰囲気が変わったので、改装したのかしら?と思い近づいてみると、その正体はドアにシルクスクリーンの枠を立て掛けているだけのシンプルなもの。お店のオリジナルTシャツの版として使われたものなのでしょうか、インクの色がいい感じに透けて、版の部分からは光が漏れて、とってもキレイ! そして、シルクスクリーンに明け暮れた、楽しくも懐しい学生時代を思い出すのでした。わたしの母校は公立だったからか、先輩の代から受け継がれてきた手製のオンボロの機材で製版していたのです。また機会があったらやりたいなぁ!
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