samedi, le 28 décembre, 2002
湘南ライン&江ノ電デビューで長谷寺へ
異常なほどに揺れるこの路線に乗って景色を楽しむ訳ですが、家々の屋根がコンサートホールの様に段々に連なっているのが見えてくると、横浜に近づいているワクワク感も最高潮。横浜は何故だかスペシャルな気持ちが沸き上がってくる、私にとっては異空間の街なのです。そして鎌倉で江ノ電に乗り換え、長谷駅で降りました。
遅刻するのは承知の上で、ささっと長谷寺を見学。ここはとても面白かった。様々なお参りスタイルが楽しめる、お参りのアミューズメントパークのよう。若い観光客も多く、みなとても楽しそうでした。釣り鐘を一周したり、写経をしたり、回廊式の庭園をめぐりながら参拝していくわけですが、いちばん面白かったのは弁天窟。洞窟の中を屈みながら進んで、お目当てのお地蔵様のところにロウソクをお供えしてきました。
そして何と言っても名物のおみくじ。長谷寺のおみくじは、江戸時代の版をそのまま使用している、マニアにとっては外すことの出来ないオリジナルな代物なのです。末半吉というとんでもなく中途半端なくじを引いてしまったので、それは木に結びつけて、もう一枚吉を引いて持って帰りましたとさ。