mercredi, le 28 septembre, 2005
白鳥の湖Chou〜♪


週末にシュークリームのヤミ練を致しました。
私にとって究極の手作りシューといえば、この頃ついぞ見かけなくなった「スワン型のシュークリーム」です。
まだ小さい頃にお菓子の本で優雅なスワンの形のシュークリームの写真を見て、「こんなシュークリームが作れるようになったらすごいなぁ〜」と密かに憧れていたのです。
そして普通切手の中で私が一番好きなデザインである、5円切手もスワンがモチーフなので、写真で勝手にコラボレート致しました。
スワンのシューは、作ってみたら意外と難しくは無かったのですが、生地を火にかけてぐるくる、卵を混ぜながらぐるぐる、クリームを炊きながらぐるぐる、クリームをなめらかにするのにぐるぐる…と、やたらとぐるぐるする作業が多く、私はヘトヘトになってしまいました。(あまりのしんどさに、卵を混ぜるときはフードプロセッサーに任せてしまいました。他の工程も器械で出来ないものかと思います・・)
カスタードはオレンジの皮で風味を付けたのは良かったのですが、ヴァニラを入れ忘れたうえ、モタモタして漉せなかったので皮を取り除けませんでした。でも味は美味しかったです。
コーンスターチを入れたのにも拘らず、カスタードがゆるくなってしまったのですが、オレンジの皮を入れるとゆるくなってしまうのかな? ちなみにイタリアではカスタードを作るとき、必ずレモンの皮を入れていました。
冷凍してあったクランブルの生地を無理矢理パート・シュクレに見たてて伸ばし、上面に残りのシュー生地とカスタードを絞って「ピュイ・ダムール」というお菓子も作ってみました。
これは食べる前に、表面をクレーム・ブリュレのように焦がしてパリパリにしなくてはならないのですが、疲れてヘトヘトになってしまい、パリパリ前の状態で放置して3日が経っています。
せっかく作ったのにお菓子さんごめんなさい!
シュー生地は自由自在に形が作れるのが面白かったです。壊れてしまいましたがカゴの形に作ったものはプリッツみたいにサクサクしていたのも新発見でした。
今度作るときはハンドミキサーを駆使しつつ、もっときれいな形に絞れるようにがんばります!
トレビア〜〜ン♪
やっぱり、ヤミ練なんて言葉では終われないくらい美しくかつ美味しそうです〜〜。
でも、お菓子作りって本当はと〜っても重労働なのかも。本職のパティシエを尊敬せずにはいられませんね。
私もあわ立てだのかくはんする作業はすぐに疲れてしまって休みたくなります。