lundi, le 10 octobre, 2005
ル・クルーゼでタルト・タタン

当ブログのシステム、movabletypeをヴァージョン3.2にアップグレードしました。
数日前にバックアップもとらずに上書きしてしまったのですが、なにやらエラーメッセージが出てアップグレード出来ない!
元のヴァージョンに戻してみてもバックアップをきちんととっていなかったため元通りにはならず、しばらくのあいだ途方に暮れていました。
このままでは新しい記事も書けなければ、コメントを書き込んでもらうことも出来ないので、今日は一念発起して、しばしの格闘の末、アップグレードに成功しました。
lib→MT→L10N→ja.pm を exlib→MT→L10N→ja.pmにコピーしただけ。なんだか良く分からないけど、ちゃんと動くようになって、チマチマと一つ一つ記事をアップし直すなどという恐ろしい事態に陥らずに済んでホッとしました。ちょっとクセはありますが、機能が大幅に充実して使いやすくなりました。
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それで、今日のお菓子は「タルト・タタン」です。
母のお友達が紅玉りんごをたっくさん下さいました。紅玉といえばお菓子作りです!!
りんごは計9個使ったのですが、際限なくどんどんりんごの皮を剥いていく私の様子を見て、家族はとても不安な様子。「そのまま食べたほうが美味しいのに・・・」という無言の圧力を感じます。これで失敗してしまったら、白い目で見られてしまうのは確実!
それで私は3冊の本を参考にし、それぞれの良いとこどりで、なんとか失敗せずに作りました。(見た目はよく煮込んだ大根の煮物みたいですが…)
パイ生地は「ホテル・タタン」のレシピのパート・ブリゼを採用。
りんごは煮詰めてみたところ、水分がかなり多かったので、いったん煮汁を小鍋にとりだしてトロトロに煮詰め、半分だけを鍋に戻しました。日本のりんごの場合このようにして作ったほうが失敗が少なさそうです。余った煮汁は、実の無い不思議な「キャラメルりんごコンフィチュール」に。りんごは半分にカットした大ぶりの状態でゴロンゴロンと入れたのですが、これも形崩れしなかった要因かも。
タルト・タタンの型は持っていないのですが、ル・クルーゼでもきれいに逆さまに出すことが出来たし、煮込みやすくてそのままオーブンにも入れられるし、なかなか良かったです。(タルト・タタン専用のル・クルーゼもあるのだが、大きいりんごを入れるのなら深さのある丸鍋が良いみたい。)何よりも今日はぐるぐるする作業が無くて、煮込むだけだったので体も楽チンでした!
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これはイタリア料理を習いはじめたときに、最初の一皿で教わったもので、その後いろんな料理を習いましたが、私にとってはこのパスタが一番おいしくて強烈に印象に残っています。
シャキシャキしたれんこんの歯ごたえと、ジューシーな豚ばら肉、プチトマトのうま味とピリ辛の唐辛子という組み合わせ。クリーム系ともトマト系とも言えない、きんぴら系のパスタとでも言いましょうか。炒めてから刻むのでれんこんの食感と肉のうま味が逃げないのです。何処のスーパーにでも売っている食材で本格的な味を作りだせるのもイイ! 年寄りの父と母にも大好評でした。
こんな斬新なパスタを考えて、誰にでも作れるようにしてくれた先生は素晴らしいです。レシピはこの本に載っています。手軽なのにおいしく出来るコツを押さえていて、それでいて格段の味が出せるので、結局何度もくり返し作るのは、先生のレシピなのです。
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※movabletype3.2の不具合で、このブログもまだ完全に動いていませんが、
近いうちに修正バージョンが発表されるとのことです。